医院名 |
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医療法人社団敦保会 恵比寿こどもクリニック |
院長 |
保科 しほ(ほしなしほ) |
住所 |
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-9-13 中健ビル3F |
診療科目 |
小児科・アレルギー科 |
電話番号 |
03-3442-2525 |
予約サイト
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★当院の新型コロナウイルス感染症に対する取り組み
・一般診察と非感染の診療時間帯を分けています(かかりつけ以外の方の発熱も診察しております)
・おもちゃ、椅子、ドアノブなどのアルコール消毒を1日複数回試行
・患者様お一人ごとに座席、ドアノブなどの消毒を施行
・患者様お一人ごとに手洗い、手指消毒を施行
・スタッフ全員のマスク着用
・鼻・口腔内からの検査施行時には防護服着用の上検査を行う
・常時換気
・ウイルス除去をするフィルターを使用した空気清浄機を使用
「どんな治療法があるの?」
「治療にかかる期間は?」
疑問に思う事、何でもご相談ください。
お電話より承っております。
TEL 03-3442-2525
当院には専用の駐輪場・駐車場がございません。
大変皆様にはご迷惑をおかけしますが、周辺の駐輪場・駐車場にお止め下さいますようお願い申しあげます。
医療DX推進体制整備加算」を初診時月に1回加算することになりました。
DXとは「デジタストランスフォーメーション」の略で、デジタル技術により社会や生活の形を変えることを示す言葉です。医療DXでは、診察・治療・薬剤処方等における情報を最適な形で活用し、より良質な医療を受けられる体制の構築を目指します。
当院の取り組み
①オンライン請求を行なっております
②オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報等を活用して診察室で閲覧または活用できる体制を有しております
③マイナ保険証の利用を推進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるように取り組んでおります
④電子処方箋の発行や電子カルテ情報共有サービスの取り組みを今後導入予定
◆スギ花粉症について
地域によって花粉の飛散時期は若干異なりますが、主に2~4月に飛散します。飛散する量は、花粉が作られる前年の夏の気象条件が大きく関わっており、日照時間が長く降水量が少なく気温の高い翌年は飛散量が多いといわれます。
主にくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目や皮膚のかゆみなどの辛いアレルギー症状を伴い、その症状によって日常生活に様々な影響を及ぼすことがわかっています。
◆予防について
1)花粉を避ける
顔にフィットするマスク、メガネを装着しましょう。
花粉飛散の多い時間帯(昼前後と夕方)の外出を避けましょう。
2)花粉を室内に持ち込まない
花粉が付きにくく露出の少ない服装を心がけましょう。
手洗い、うがい、洗顔、洗髪で花粉を落としましょう。
洗濯物や布団の外干しを控えましょう。
◆受診のタイミング
毎年花粉症の症状が出現する方は、本格的な飛散開始の前に医療機関を受診して薬を開始しましょう。
これまで花粉症が診断されていなくても、花粉症と思われる症状が出現した場合は早めに受診しましょう。
◆治療について
1)対処療法
内服薬、点鼻薬、点眼薬それぞれを組み合わせて花 粉による症状を抑えるための治療法です。
何歳からでも治療できます。 いつでもご相談下さい。
2)免疫療法(舌下免疫療法)*スギ花粉が飛散していない時期に開始します
スギ花粉の成分が含まれた薬剤を定期的に投与しま す。花粉の成分に体が慣れるようにして、スギ花粉が 体内に入ってきてもアレルギー反応が発生しないよう にするための治療法です。 スギ花粉以外にもダニアレルギー(アレルギー性鼻炎)に対しても行う治療法です。
5歳前後からが適応です。
鼻に花粉が侵入するとIgEとうい免疫グロブリンが産生して排除しようとします。IgEとアレルゲン(花粉)がくっつくと、ヒスタミンという物質が出て、その物質により花粉症の症状が誘発されます。IgEに特定的に作用することでIgEが反応しなくなるため、アレルゲンが体内に侵入しても症状が出ないとされています。
12歳以上の重症花粉症の方に適応です。
◆スギ花粉症、通年性のアレルギー性鼻炎でお困りの方に。
スギ花粉症は、スギ花粉が原因(アレルゲン)となっておこるアレルギー疾患です。通年性アレルギー性鼻炎は、ダニ、真菌(カビ)、昆虫、ペットの毛などが原因となり、季節に関係なく症状があらわれるアレルギー疾患です。
どちらも主にくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの辛いアレルギー症状を伴い、その症状によって日常生活に様々な影響を及ぼすことがわかっています。
スギ花粉症と通年性アレルギー性鼻炎の治療法の一つにアレルギー免疫療法があります。
アレルゲン免疫療法は、アレルギーの原因となっているアレルゲンを少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげたり、日常生活に与える影響を改善するなどの効果が期待されます。
◆アレルゲン免疫療法は、根本的な体質改善が期待できます。
これまでのアレルゲン免疫療法は、医療機関で皮下に注射する「皮下免疫療法」だけでした。
しかし、最近では舌の下で治療薬を保持する「舌下免疫療法」のお薬が登場し、自宅で服用できるようになりました。
「舌下免疫療法」の薬にはスギ花粉症とダニアレルギーに対して2種類の薬があります。5歳以上の方に対して保険適応の治療となります。この治療法1日1錠、薬を舌下に1分間保持してもらいます。5歳未満の方は舌下に薬を保持するのが困難のため、治療の対象ではありません。
副作用としては口腔内の違和感、腫脹を多く認めますが、継続していくと1ヶ月以内で症状が改善することが多いです。
治療としては3-5年間治療を継続します。90%以上の方が症状緩和されております。現時点では治療継続された方は7−8年再発がないと報告されています。
長期間の投薬となりますので、治療を継続できるかどうかということも大切なことです。
◆当院での治療の流れ 保険証、医療証(お持ちであれば)、過去の検査結果(お持ちであれば)
1回目:問診、診察、アレルギー検査(採血)
2回目:検査結果の説明
3回目:舌下免疫療法についての説明DVDの視聴→同意書作成→院内で初回投与 30分院内で経過観察
4回目:1週間後 再診
5回目以降:1ヶ月ごとの再診
*ダニアレルギーとスギ花粉症の2剤を行う場合には1ヶ月ずらして開始します。
2剤目の開始時も同様に初回投薬院内の経過観察を行い、1週間後の再診をお願いしています。
*スギ花粉症用の薬は、5月末から12月の間で開始しております。スギの飛散時期には開始しておりません。
ダニアレルギーに対しては通年開始可能です。
*1回目、2回目の受診を保科医師の日(火曜午後、金曜以外)にご来院下さいますよう、お願いいたします。
*アレルギー検査についてはご相談して検査するか、検査項目を何にするか等決めさせていただいております。外部に検査を提出するため、診療時間終了30分前までにはご来院くださいますようお願い致します。
◆スギ花粉症で既存治療でも効果不十分の方に。
12歳以上が対象です
*内服薬を飲んでも、くしゃみ・鼻水が止まらない・鼻が詰まるといった症状が良くならない方
*十分な治療を行なっても、症状が軽くならない方
以上のような方は、ゾレアの治療をご検討してみてはいかがでしょうか。
◆ゾレア 対象の方
1、12歳以上の方
2、スギ花粉症の特異的IgEがクラス3以上
3、血清中IgE濃度が30~1500IU/ml範囲にある方
4、今シーズン既存の治療を1週間以上して効果不十分で、重症花粉症と診断された方
<持ち物>保険証、医療証(お持ちであれば)、過去の検査結果(お持ちであれば)
◆当院での治療の流れ 投与は皮下注射で行います。
1回目:問診、重症又は最重症のスギ花粉症であるかどうかを診断します。既存の治療を開始します。
他院でこの1年間で検査されている場合には結果をお持ちください。
2回目:初回の治療が効果があるか診察します。採血を行います。
3回目:採血結果を説明し、ゾレアの適応となるかを判断します。
4回目:ゾレア投与
投与数日後から2週間前後で効果が出始め、効果の持続は1ヶ月程度と言われています。
注射する量は非特異的IgEと体重より換算いたします。
ゾレアを注射したからといって抗アレルギー薬をやめるわけではありません。抗アレルギー薬は継続していただきます。
<副作用>主な副作用は注射部位の反応です。稀ではありますが、アナフィラキシーになることが0.1〜0.2%と報告されております。初回注射時後は1時間クリニックの近くで待機していただくようにお願いしております。
*1回目、2回目の受診を保科医師の日(火曜午後、金曜以外)にご来院下さいますよう、お願いいたします。
*アレルギー検査についてはご相談して検査するか、検査項目を何にするか等決めさせていただいております。外部に検査を提出するため、診療時間終了30分前までにはご来院くださいますようお願い致します。